二段ベッドについての考察
実は私は2段ベッドに寝ています。これは10年位前に自分のために買ったものです。先日、若い友人に「へえー、子供のために買ったのでなく、自分用に買ったんですか？」と不思議そうに言われたので、とくとくとその理由を説明してしまった。
第一に地震の時の備えで、二段ベッドの下段に寝ていると就寝時に地震がきても安全だという考え方だ。箱状の骨組みの中に寝ているようなものだからである。そもそも床に布団をしいて寝ていたら自分の頭より高い位置に色々なものを置いてしまう可能性が高くなる。ベッドにすればこれは大分改善されるのだが、それでも箪笥や本棚などの背の高い家具は難しい。これらが倒れた時に自分の体にかからないようにするのが最も望ましい。それが嫌なら壁や天井にしっかり留めるしかない。二段ベッドの場合はそれ自身の背が高いので、背の高いものを並べると圧迫感があるからそれなりに放して置かざるをえない。つまり、他の背の高い家具が倒れたとしても寝ている私の体にはかからないような関係にしてあるし、少しくらいずれたり飛び跳ねたりしても手摺か二段目でブロックされるはずである。したがって部屋ごとつぶれなければ生き残る確立はかなり高いのではと思っている。
第二に収納である。二段目には比較的軽い荷物を置いてある。階段で上って見ればかなりの広さがある。夏場は上のほうが暑いから寝心地が悪そうだし、大きく揺れたら放り出されそうだから単に収納として考えている。実は一段目のベッドの高さが腰くらいの高さで下にもかなりのスペースがあるので重いものを置く場所にも使っている。二段ベッドを使うことによって就寝スペースの上下の空間を有効利用しようというわけである。天井が低くて圧迫感があるという方もいるかもしれないが、私はどうせ目をつぶって寝るのだから一緒だと思っている。
さてご納得いただけたでしょうか？このところ実に地震が多い。それも日本のあちこちで
11月20日 10:23 茨城県日立市 震度5強
11月21日 19:16 広島県北部 震度5弱
11月24日 19:25 北海道日高東部 震度5弱
12月4日 4:00頃 千葉県茂原付近 震度４
地震の多い日本で枕を高くして寝るには二段ベッドがお薦めです。
2011年12月10日