個人IDは社会のインフラ!
私は個人を識別するコードづけが必須だと思っています。元々、戸籍や住民票を作っているのは、税金を徴収するためであったり、遺産相続をトラブルなく行えるようにするためであったり、選挙権を確定させたりする目的で作られています。それには個人の識別が必要であり、それを姓名と住所で行ってきたわけです。昔は人があまり移動しなかったので、市町村という地域的な管理で足りていたから今の住民票や戸籍の制度になっていた。しかし、今や人は地域をまたがって移動し、グローバル化時代には外国人もやってくるし、日本人も外国に居住している。職業も職場も変わる時代になっているのである。一方で、日本の財政は大幅な赤字であり、小さな政府を実現しながらもサービスの質を高めていかなければならないのである。コストを下げるには、それなりに仕組みも必要である。弛んでいるという叱責を繰り返すだけでは、ものごとは良くなっていかないのだ。

***********私の意見****************************
父親が死亡してわかったこと----------------------死んでも大変。市町村・県民税は続く
マイナンバーから「世界に一つだけの名前」へ----------------------考えねばならないのは「世界に一つだけの名前」だぜ
南三陸町の戸籍データの消失と自治体クラウド---------------津波で戸籍データが消失
マスコミこれでよいのか---------------また葬ろうというのか?まともな議論をしてほしい
養子縁組事件と国民統一ID-------60人が197回の養子縁組。これもIDにつながる問題
基礎年金番号の数が人口より上回っている-----基礎年金番号の数が人口よりも123万件も上回っている
戸籍と住民票の連携について--------------------連携している?
年金通帳 来年度は断念というニュース------------年金通帳と年金手帳?
アメリカでの慣行(social security number)--------実際どう使われているのか
分かれていて不便ではないのか-------分断されたデータベース
年金特別便と社会保険庁HPと電子申請------どうしてこんなに無駄な努力を続けるのか?
請求書と社会保険の革新-------   色々な会社が従来型の紙請求書の発行を止め、ユーザーが自分でネットを通した画面で自分の請求額をチェックし、クレジットカードか口座振替による自動引き落としを要求するようになっている。これから、あらゆる公共サービス的なものの処理は、この方式に移っていくだろうと思われる。経済合理性がそこにある以上、もう流れ出した動きは止まらないだろう。社会保険も同じだ。
景気刺激策---定額給付金の迷走     定額給付金を配るにもIDが重要
住基ネットが合憲になった(そして個人IDは?)    住基ネットに合憲判決が出た。統一IDを作っていくことは、将来世代に残すインフラづくりなのだ
統一IDを作れ      統一IDなしに年金制度の統合などできるとは思えない。プライバシー侵害をヒステリックに唱えても意味がない。ほとんどそれに近いものがあるのに、どれも不完全。何種類ものICカードを作るのは国全体として壮大な無駄。
できそこないの電子振替システム      今の電子振替システムを改善しないで使い続けるのは馬鹿げている。どげんかせんといかん
市町村・県民税も何とかしてくれ     市民税・県民税特別徴収税額の決定通知書なるものが配られてきた。これで各従業員の毎月の源泉税額を会社が入力しているのだという。市町村ですでに電子データになっているのに、紙が郵送されて、それをまた入力するのだという。何がIT立国だ?
宙に浮いた年金記録をどうする    5000万件も宙に浮いた年金記録があるという
***********他のサイト*************************
★賛成論
「国民総背番号制度は必要だ」by池田信夫   個人情報と住基ネットを考えるサイト
★反対論  
「社会保障番号制度」に関する意見書 by日本弁護士連合会   櫻井よしこ氏の反対論1  櫻井よしこ氏の反対論2 田中康夫元長野県知事
反住基ネット連絡会
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